論理的思考を鍛えて相手を説得させる5つの方法

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仕事上でのコミュニケーションを大きく左右するのは、どんなスキルでしょうか・・・?

特に、商談など、短い時間で相手を説得させるシーンでは、理路整然としていること、抽象的でわかりにくい概念も事例やデータを用いて誰が聞いても理解できること、客観的で中立な見地からの情報の提供が求められています。

コミュニケーション力の向上のカギは、『論理的思考』(ロジカルシンキング)にあります。しかしどうやったら論理的思考を鍛えることができるのでしょうか?ここでは、論理的思考を鍛えて相手を説得させる5つの方法をご紹介します。


論理的思考を鍛えて相手を説得させる5つの方法

 

方法1、脱日本人思考!「結論ファースト」で話す!


何かを説明する時に「なんとなく…だと思います」「たぶん…でしょう」と、理由や結論を濁す話し方をしていませんか?自己主張やハッキリと物事を言うのを避ける、日本社会を生き抜くために身に付けてきたスキルかもしれません。

しかし、これこそが論理的思考の最大の障壁です。日頃から「私は~だと思います、その理由は3つあって、1つめは~。」という結論を始めに挙げ、理由を後から述べる考え方、話し方を意識することが大切です。

これは、ホールパート法という論理構成で、最初に結論を提示されるため、主張をわかりやすく説明できる方法です。実際のプレゼンテーションでも有効ですし、日常でも使えるので、論理的思考の訓練として、何事にも繰り返し使うことをお勧めします。
 

方法2、「客観的には?」を常に意識する


説得の場面では、自分の思い、考えを伝えようとつい主観的に話しがちです。「一般的にはどうなのか?」「みんなはどう思っているのか?」も併せて伝えることで、説得力がアップします。それには、裏付けするための客観的なデータが必要です。

それには日頃から、文章を読んだりTVを見た時に、「日本人の大半が」「ほとんどの大学生が」などの表現があれば、それは正確には何%で、どのデータをもとにしたものかについて意識的になることです。

論理的思考を鍛えるには、引用データがないものは主観的な情報(意見・解釈)、引用データがあるものは客観的な情報(事象・出来事)、と区別するよう意識し、客観的に説明するために裏付けを確認する習慣を心掛けて下さい
 

方法3、ターゲットは「小学校5年生」!?


専門用語を使うと、信頼性が高まると勘違いしていませんか?論理的に説明が巧い人で思い浮かぶのは、NHKで「週刊こどもニュース」を担当していた池上彰さん。池上さんは、インタビューで『小学校5年生』が理解できるよう番組を作っていたと答えています。

いくら、論理的に物事を積み重ねて説得しようとしても、伝える相手が理解できる言葉を使わなければ伝わりません。抽象的な概念を節刑する場合、話し手と共有できる具体例を出してから一般化する、という構成力も論理的思考といえます。

文章やニュースに触れる時に、難解な言葉、抽象的な言葉、カタカナ語は放置せず、必ず、自分の言葉で言い直す癖をつけます。同時に、新聞や本など文章を読み、具体例や文章の構成をインプット意識付けも必要です。
 

方法4、話の道筋づくりはメモで訓練!


論理的思考には、話す意図と着地点(伝えたい結論)が存在します。いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)という6項目が整理されています。

「提示したい問題点3つ」など、話のポイントになる事柄は整理して列挙されます。これらの話しの要素が整理されていると、話の筋道がわかりやすく、話す人が聞く人と同じ着地点に到達できるようになり、「納得」を引き出すことができます

整理された話し方をするための論理的思考の訓練法は、会議などでのメモ取りです。話の5W1H、質問の意図や結論を意識してメモを取ると、話の道筋がわかりにくい話とわかりやすい話の差に気づきます。

自分が説明する時や文章を書く時にも、整理して行うよう習慣づけます。
 

方法5、「ミーシー」を心がける!


「四角い図形の上に丸を書いてください。」といわれたら、あなたはどんな風に描きますか?

「四角い図形」といっても長方形、正方形、台形など描かれた図形は多種多様。「丸」といっても円、楕円形、漢字の「丸」?!「上に」も真上、隣接など、人の認知はそれぞれ違います。

これは、伝える側が必要なことを伝え漏らしているために生じる差異です。論理的思考ではミーシー(MECE:Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)という「漏れもダブりもない」伝え方を意識します。

伝え方がミーシーであれば、受け取る人による違いは生じず、均一になります。そうなるためには全体的な像を捉えることと同時に、1つひとつの事柄を丁寧に定義して伝えることです

できれば、協力者に一度聞いてもらい、正確に伝わっているか確認してもらうといいですね。
 

まとめ


プレゼンテーション、会議、日常の報告・連絡・相談など、様々な「人に伝える」シチュエーションで、訴求力が高いのは、凝ったアイキャッチ豊富な資料や心理戦術でも、会話のテクニックでもなく、論理的思考に基づく「論理的な説明力」。

それは意識の持ち方一つで、日常業務でも鍛えることができます。相手を説得するために「論理的思考」を磨き、めざせ!デキるビジネスパーソン!

論理的思考を鍛えて相手を説得させる5つの方法

方法1、脱日本人思考!「結論ファースト」で話す!
方法2、「客観的には?」を常に意識する
方法3、ターゲットは「小学校5年生」!?
方法4、話の道筋づくりはメモで訓練!
方法5、「ミーシー」を心がける!


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