訪問介護をお願いするときに知っておきたい6つのポイント

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在宅介護サービスは、訪問介護、デイサービス、ショートステイの3つがあり、それぞれ介護を受ける人のニーズに合わせて大切な役割を果たしています。

特に訪問介護は、介護福祉士や訪問介護員(ホームヘルパー)が、利用者の自宅に出向き、日常生活を送るために必要な援助を行うサービスになります。

慣れ親しんだ我が家で、落ち着いて利用できるのが最大の魅力ですね。これから訪問介護を利用したいけど、具体的なサービスの内容を知りたい、というあなたのために、押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。


訪問介護をお願いするときに知っておきたい6つのポイント

 

ポイント1、どんなサービスが受けられるの?


訪問介護サービスで受けられる内容は次の3項目になります。

【身体介護】
食事や服薬介助、入浴介助、清拭、更衣、体位交換、歩行・移乗介助、排泄介助、おむつ交換など。

【生活援助】
食事の用意や後片付け、掃除、ゴミ出し、洗濯といった家事援助や、日用品の買い物、薬の受け取りなど。

【通院等乗降介助】
通院や外出の際に、車の乗り降りを介助するサービス。(要支援1・2は対象外)

ご本人が、自立した日常生活を送れるようにサポートすることが訪問介護の目的ですから、ご本人以外の家族の分まで食事を作ったり、家族の部屋を掃除したりすることはできません。

ペットの散歩など日常生活援助に該当しない行為も対象ではありませんから、注意して下さいね。
 

ポイント2、サービスを受けられる人、提供する人


訪問介護サービスを受けることができるのはどのような人でしょうか?

サービスの対象は、要介護認定において、要介護1〜5に認定された人に限り、受けることができます。もし、要支援1・2と認定された場合には、要介護への悪化を防ぐ目的でサポートを受ける「介護予防訪問介護」の対象となります。

訪問介護で、実際に自宅に来て介護をしてくれる人は、介護福祉士、介護職員等実務研修修了者(旧ホームヘルパー1級)、介護職員初任者研修修了者(旧ホームヘルパー2級)の資格を持つ介護員になります。
 

ポイント3、ケアマネージャーと綿密な相談を


訪問介護を利用するには、ケアプランと言われる「居宅サービス計画」を作るところから始まります。

要介護認定を受けた本人が、自宅でどのように生活を送りたいか?そのためにどのようなサービスをどれだけ利用すればいいのかなど、介護の必要性に応じてサービスの組み合わせを介護支援専門員(ケアマネージャー)と相談して計画書を作成します。

その場合、ご本人の身体、精神状態やあなたを含めたご家族の負担を考えて、他のサービスと併用するなども考慮し、しっかりとした計画を立てる事が大切です。

ケアプランが完成すれば、訪問介護を提供する事業所を決定し、事業者と直接契約を結んだ上で、いよいよサービスが始まります。
 

ポイント4、サービス内容と所要時間で料金が決まる


訪問介護を含む、介護保険サービスを利用した場合の利用者負担は以下の通りです。実際に支払う金額は、サービスにかかった費用の1割になります(一定以上の所得者は2割負担)。

【身体介護が中心の場合】
20分未満 165円
20分以上30分未満 245円
30分以上1時間未満 388円
1時間以上1時間30分未満 564円
以降30分ごとに加算 80円

【生活援助が中心の場合】
20分以上45分未満 183円
45分以上 225円

【通院等乗降介助の場合】
1回 97円

【プラスされる加算項目】
早朝、夜間、深夜、ヘルパー2人体制などの場合は、料金の上乗せがあります。

訪問介護で一カ月にかかる費用や、介護度による限度額も定められていますので、ケアプランを作成する際に、ケアマネージャーにしっかり確認するようにして下さい。
 

ポイント5、介護員が行える一部の医療行為


以前は看護師や本人家族にしか認められていなかった2種類の医療行為を、研修を受けた訪問介護員が行えるようになりました。

◎痰の吸引
吸引器などを使って痰を吸引する

◎経口栄養
「胃ろう」や「腸ろう」に経鼻経管栄養などを使い、食べ物や栄養剤を注入する

医療行為を行う場合は、医師の指示、看護師との連携、報告書の作成、本人や家族の同意が必要など、確認する項目があります。トラブル防止のためにも、しっかりとチェックしておきましょう。
 

ポイント6、事業者を選ぶときには必ずチェック


実際に訪問介護を依頼する場合には、より質の高い訪問介護事業者を選ぶ必要があります。以下の項目をチェックして、安心して介護を任せられる事業所を選んで下さい。

1)重要事項説明書の内容はわかりやすいですか?

2)あなたが利用したい時に、事務所が開いていますか?

3)あなたがやってもらいたい要求を汲みとってくれますか?

4)事業所の職員や資格保有者数が、重要事項説明書に明記されていますか?

5)サービス提供日の変更は、希望に沿ってくれますか?

6)担当ヘルパーの変更は可能ですか?

7)ヘルパー責任者へ連絡はとることができますか?

8)サービス内容による金額の内訳が、ハッキリしていますか?

9)利用料金の支払い方法は、分かりやすいですか?

10)苦情や相談、緊急時の担当者は決まっていますか?

11)解約方法やキャンセル料の内容は、分かりやすいですか?

 

まとめ


自宅での介護が中心となる訪問介護は、依頼した事業所や、介護員との信頼関係が一番大切になってきます。例えば、家族が留守にしている場合などには、鍵を預けたりすることもありますからね。

安心して訪問介護のサービスを受けるためにも、常に家族と事業所間とのコミュニケーションを大切にするように心がけて下さい。

訪問介護をお願いするときに知っておきたい6つのポイント

ポイント1、どんなサービスが受けられるの?
ポイント2、サービスを受けられる人、提供する人
ポイント3、ケアマネージャーと綿密な相談を
ポイント4、サービス内容を所要時間で料金が決まる
ポイント5、介護員が行える一部の医療行為
ポイント6、事業者を選ぶときには必ずチェック


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