介護することは大変!?介護士から学ぶ5つの心構えとポイント


日々元気に暮らす親を見ているあなたには、「介護」という言葉はピンと来ないかもしれませんが、介護をしなければならない状況は突然やって来るものです。脳卒中や、骨折、転倒などで、今日から介護生活を始めることも珍しくはありません。

また、認知症などで不穏な言動や行動を示し始める場合もあります。初めての経験では尚の事、どう接していいのかわからないですよね。

そんなあなたの不安を少しでも取り除くために、プロである介護士から、まずは押さえておきたい心構えを教わりましょう。介護は大変というイメージが変わるかもしれませんよ。



 

介護することは大変!?介護士から学ぶ5つの心構えとポイント

 

ポイント1、チームプレイで支えていこう


介護という重圧を一人で抱え込まない、ということが最も大事なポイントです。家族の中で介護の必要性が出た場合、それがどれくらいの期間続くのかという見通しを立てることは非常に困難ですよね。

なんでも自分が面倒を見なければと思ってしまうと、心身が疲れきってしまい長続きしません。介護をする上では、満点を目指さないことが大切ですよ。介護のプロでも、介護士、看護士、ケアマネージャーなど、それぞれが仕事を分担し、高齢者一人一人をケアしています。

ご家族の場合も、よく話し合いをして、それぞれの役割を決めたり、協力体制が取れるようにすることが大切です。公的サービスや民間サービスを積極的に活用することも必要ですね。まわりの皆をひとつのチームとして介護をしていくことが長続させるコツになります。
 

ポイント2、人生の先輩を敬う心


介護士としては、身体が思うようにならなくなった時の、困惑、イライラした感情は、むしろ自然なことだという思いがベースにあります。

認知症や麻痺などで介護が必要になった高齢者も独立した人格を持っていますし、本人が望んで介護を受ける立場になったのではありませんから、言動や行動に問題が生じても叱ったり、否定したりする姿勢を見せることは良くありません。

一番辛い思いをし、不安に思っているのは他でもなくご本人なのですからね。介護をしやすくするには、いかに気持ちを安定させるかが大切になって来ます。

ミスをした時もきつく叱ることは避け、理解しやすいように、できるだけ簡単な言葉で説明するなど、冷静に注意をするように心がけてください。常に相手を尊む気持ちを持つことが大切ですよ。
 

ポイント3、出来ることはやってもらおう


認知症になっても、家事の記憶が残っていて、介護士と一緒に、コップを洗ったりテーブルを拭いたりなど食事の後片付けを手伝ってもらうこともあります。タオルや、他の利用者の洗濯物をたたんでくれることもあります。

介護すると言っても、何から何まで、やってあげる必要はありません。一人で食事はできるが、箸がうまく使えない時にはスプーンを用意する、着替えの時には、ボタンだけを止めてあげるなど、一部分だけを手伝います。

夕食の献立を考えてもらうだけでも構いません。身体を動かす、頭で考える行為はリハビリにもつながりますし、自立心や自信も湧いてきます。過干渉は避けるようにし、身体の状態をよく把握したうえで、出来ることは無理のない範囲でお願いするようにしましょう。
 

ポイント4、コミュニケーション糸口は視線から


迷惑を掛けたくないからと、困ったことがあっても内緒にしてしまうのは、真面目な性格のお年寄りに多く見られます。日頃から、何でも話し合える環境作りが大切なのですが、実は介護士としても、コミュニケーションのとりかたに関しては難しい項目の1つと言えます。

家族にもなかなか言い出せないのに、家族以外の人間ともなればなおさらですから。高齢者と会話をするときの重要なポイントは、相手と同じ目線で、しっかり目を見て話すことです。

車いすの方なら、こちらから腰を落として、目を合わせ、ゆっくりと大きな声で話すようにします。お天気の話や、庭の草木、テレビのニュース、話題はなんでも構いません。常に会話をしていると、うまく口に出せない要望などが分かってくるようになりますよ。
 

ポイント5、自分自身のケアもお忘れなく


介護士は毎日の業務の中で、体位交換のコツや入浴介助などで自分の身体に負担がかからないように工夫を重ねています。また、引き継ぎやミーティングで問題点や改善点を洗い出して解決策を見つけています。

ご家族の場合も同様で、介護者側が心身ともに健康でなければ、しっかりとした介護はできません。肩や腰の疲労を取り除くストレッチ、バランスの良い食事、十分な睡眠、自分の身体をケアすることも介護にとっては大切なポイントです。

また、どうしてもストレスが溜まってきてしまいますから、介護を行っていく中での悩みなどを相談できる窓口を作りましょう。家族はもちろん、近くの地域包括支援センターなどを利用する手段もありますから、積極的に利用して心の負担を減らしてくださいね。
 

まとめ


明るく楽しく、笑顔で介護をしている人を見かけます。介護されている方も笑顔が絶えない…きっとどちらも心身ともにパランスを取っているのでしょう。もちろん辛いことや苦しいことがあると思います。

しかし、お互いを尊重して上手に付き合う、できないところを補う、そしてストレスを解消する…介護士も問題や悩みの解決策を見出して日々レベルアップしています。介護の直面したあなたにも仲間がたくさんいますよ。大丈夫、勇気を持って第一歩を踏み出しましょう。

介護することは大変!?介護士から学ぶ心構えとポイント

・一人で抱えず、仕事を分担しチームプレイで支える
・人生の先輩を敬い、気持ちを安定させることが大切
・過干渉は避け、本人が出来ることはやってもらう
・相手と同じ目線で、しっかり目を見て話すこと
・自分自身の悩みやストレスケアもしっかりする



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