HDLコレステロールとは?!徹底解明する7つのポイント


コレステロールは人間には不可欠なものですが、数値が高くなると狭心症など生活習慣病の原因にもなってしまいます。最近の日本では食の欧米化が進み、数値が高くなる傾向にあるため、食生活には十分に注意することが必要となってきています。

コレステロールの成分はLDL、HDL、VLDLの3つに分けることができ、これら全てを総称して総コレステロールと呼びます。3つの成分のうちの1つHDLコレステロール、これは動脈硬化を防止する働きを持っているため善玉コレステロールと呼ばれ、その働きが注目されています。

HDLコレステロールとは何なのか?そしてHDLコレステロールとの付き合い方のポイントについてお伝えします。



 

HDLコレステロールとは?!徹底解明する7つのポイント

 

ポイント1、HDLの働きはどんなもの?


人間の血液中の古いコレステロールを回収するという働きを持っています。古いコレステロールは放っておくと蓄積されて、動脈硬化を起こしてしまうのです。そんな古いコレステロールをHDLコレステロールは、処理してくれる肝臓まで運んでいるのです。
 

ポイント2、善玉HDLと悪玉LDL


善玉があれば悪玉があります。HDLコレステロールに相反するものが、LDLコレステロールです。この悪玉LDLは、血管内に余分なコレステロールを放置していく悪い奴なのです。

LDLが増えてHDLが減ると、動脈硬化を引き起こします。動脈硬化が進むと心筋梗塞など他の生活習慣病へ繋がっていってしまいますので、注意が必要となってきます。もしもLDLが増えてしまった場合は、食生活の改善をお勧めします。
 

ポイント3、HDLの数値に注目してください!


健康診断で一般的に皆さんがよく気にしているのは、総コレステロール値かと思います。この総コレステロール値が高いと動脈硬化を引き起こす原因となり、危険ではないかと思うかもしれません。

実は総コレステロール値が高いから危険なのではなく、HDLコレステロール値が低いから危険なのです。ちなみに、HDLコレステロール値が高いと長生きする人が多いそうですよ。HDLコレステロールの数値を高めるような、食生活を心がけてくださいね。
 

ポイント4、HDLコレステロールの調べ方


血液検査を行うのですが、検査当日は朝から絶食です。空腹の状態で採血してもらいます。

採取したままですと血液中にHDLコレステロール以外のものも含まれていますので、検査用の試薬で余分な成分を排除してHDLコレステロールを検出するか、もしくは直接検出するかのどちらかの方法で測定されます。
 

ポイント5、HDLが異常…その時どうすれば?


では、HDLコレステロール値にもしも異常があった場合の対処法をみていきます。主に食生活で改善ができます。動物性脂肪の摂り過ぎはコレステロールを上げてしまうので、動物性脂肪よりも植物性脂肪を摂るようにします。

揚げ物は控えてくださいね。次に食物繊維、ワカメなどの海藻類など食物繊維を多く含むものを摂取が必要です。最後に忘れてはいけないのが、全体的な摂取エネルギーです。食べ過ぎはもちろん禁物ですが、くれぐれも暴飲暴食にならないよう注意してくださいね。
 

ポイント6、値が高いのはなぜなのか?


HDLコレステロールの正常値は男女により少々違いはありますが、だいたい40~90mg/dlとされています。HDL値は高ければ良いというわけではないのです。必ず上限はありますので勘違いはしないでください。

値が100 mg/dlを超えたら要注意で、高HDL血症と診断されるかもしれません。そして、120 mg/dlに達するようですと、病気の可能性が出てきてしまいます。一般的にHDLが高い原因としてアルコールの飲み過ぎ、または遺伝によることもあげられます。

また病気が元で、高HDL血症となる場合もあります。その病気とはCETP欠損症・肝性リパーゼ欠損症という難病から始まり、原発性胆汁性肝硬変や閉塞性肺疾患などがあげられます。また、インスリン投与により高くなる可能性もでてきます。
 

ポイント7、逆に低いのはなぜなのか?


HDLコレステロールが基準値よりも低い場合もありますよね。その場合の原因としては悪玉LDLコレステロールの値が高い、または中性脂肪が高いときがこれにあたります。暴飲暴食などによる太りすぎや日頃の運動不足など、日常生活を振り返ってみてください。

改めるべき点があるようなら、注意してみてくださいね。ちなみにHDL値が低過ぎると心疾患の可能性が出てきます。その確率は2倍以上という脅威の確率なので、軽くみてはいけません。値が35 mg/dl以下かどうかを目安にしてください。
 

まとめ


HDLコレステロールは善玉だから安心なのか、と思っているとそうでもないのです。値が基準値なのかそれよりも高いのか低いのかをキチンと把握していき、基準値であれば安心。

HDLコレステロールは体のために、良い仕事をしてくれるはずですが、基準値よりも上回ったり下回ったりするとちょっと違ってくるのです。これからは総コレステロールの値だけでなく、その中のHDLの値も気をつけて見ていってくださいね。

HDLコレステロールを徹底解明するポイント

・HDLは血液中の古いコレステロールを回収してくれている
・善玉HDLに相反するのが悪玉LDLで、余分なコレステロールを放置していく
・総コレステロール値が高いから危険ではなく、HDLコレステロール値が低いと危険
・HDLコレステロールは血液検査の当日、空腹の状態で調べてもらう
・数値が高い場合は、動物性脂肪ではなく植物性脂肪を摂るなど食生活を改善する
・HDL値が高い原因として、アルコールの飲み過ぎや遺伝による場合がある
・HDL値が低い原因はLDL値が高いか、中性脂肪が高い場合になる



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