インフルエンザの検査を受ける前に知っておく5つのポイント


本格的な冬の到来と共にやってくるのが、インフルエンザの流行です。そんな時期に体調を崩してしまうと「もしかしたら?」と不安になりますよね。

インフルエンザにかかっているかどうかを知るには、病院で検査を受けなければなりませんが、どんな検査をするのか・・・いくらぐらいかかるのか・・・など、気になる点があると思います。

そこでインフルエンザの検査を受けに行く前に、予備知識として持っておきたいポイントを上げてみました。いざというときのために、元気なうちに、予めポイントを押さえておく事が大切ですよ。



 

インフルエンザの検査を受ける前に知っておく5つのポイント

 

ポイント1、空気中を浮遊するウィルス


そもそもインフルエンザとは、インフルエンザウィルスの感染によって引き起こされ、毎年11月〜4月にかけての冬期を中心に大流行を繰り返す病気です。

感染した人の鼻や、喉の分泌物に多く含まれているウィルスは、強力な感染力があり、咳やくしゃみで空気中に放出される飛沫感染によって、性別や年齢には関係なく短期間で広範囲に広がっていくわけですね。

しかも、ウィルスは少しずつ性質を変えていくので、前年の免疫では感染が防げずに、毎年流行することになリます。潜伏期間は1〜3日で、検査を含めた1週間程度の療養期間を経て、回復に向かいますが、特にA型と言われるウィルスの感染程度が重いと、肺炎などの合併症を引き起こします。

また、赤ちゃんが感染すると脳症などの重篤な症状を起こし、死に至る可能性がある怖い病気ですから、普通の風邪とは別物と考えたほうがいいでしょう。
 

ポイント2、風邪のようで風邪じゃないのです


風邪に似た症状が出た時に、あなた自身で、ある程度インフルエンザかどうかを判断する材料があります。以下の項目が当てはまるかを、確認してみて下さい。

◎38度以上の高熱が突然発症する

◎悪寒、頭痛、筋肉や関節の痛みがある

◎身体全体に、だるさを感じる

◎咳、痰(たん)、腹痛、下痢、嘔吐の症状がある

◎家族や学校、職場でインフルエンザにかかっている人がいる

ちなみに、普通の風邪の場合は、くしゃみや喉の痛みなど呼吸器を中心に症状が見られ、発熱も37度〜38度程度です。病状の進行も比較的緩やかに進むのが特徴です。

それとは違い、急な高熱と全身に及ぶ不調を感じたならばインフルエンザを疑い、検査を受けるようにして下さい。
 

ポイント3、鼻の奥に潜むウィルスを見つけ出せ


インフルエンザの検査は、「迅速抗原検出キット」と言う道具一式を使って行われます。抗原とは、インフルエンザウィルス内のタンパク質のことで、鼻や喉の粘液、または鼻水にその抗原が含まれるかどうかを、キットを使って判断するんですね。

基本的な検査の手順は以下の通りです。

1. 鼻や喉の奥の粘液を綿棒で採取

2. 採取した綿棒を薬液の中に入れて、綿棒に付着した粘液に含まれる抗原を抽出

3. 抗原を含んだ薬液を検査キットに数滴落とす

4. 10分〜15分でキットに陽性の反応の印が出現しているかを目視判定

陽性の判定が出れば、インフルエンザにかかっていることになります。またこの検査キットではA型、B型の判別も可能になっています。
 

ポイント4、タイミングを見計らうのも大切


検査を受けるベストタイミングは、発症してから、おおよそ12時間以降、48時間以内になります。それはナゼか?・・インフルエンザウィルスが1個体内に入ると、8時間後には100個、16時間後には1万個、24時間後には100万個と急激にその数を増していきます。

そのため、インフルエンザの検査を受けるタイミングが早すぎた場合、ウィルスの数が少なく、陽性反応が出ないケースがあるんですね。では、遅いほうがいいのか、と言うとそうではありません。

陽性反応が出た場合に処方されるタミフルなどの治療薬は、発症後48時間以内に服用しないと効果が得られないという性質があるからです。短時間で結果の出るインフルエンザの検査ですが、いつ受けるのかというのが、意外と重要なポイントになってくるわけですね。
 

ポイント5、検査にまつわるお金の話


どの病院や診療所でも共通して、2,000円弱(保険証を持っていて、3割負担の場合)で検査を受けることができますが、付随する条件によって、金額が加算される場合があります。


【結果が陽性で、抗インフルエンザ薬を処方してもらった場合】

検査料+抗インフルエンザ薬の料金+処方箋代が、かかります。例えば5日分のタミフルを処方された時などは 検査料に1,500円程度が加算されることになります。

【患者が6歳未満の子供の場合】

子供の医療費を補助してくれる自治体もありますが、基本的には、200円程度検査費用が高くなります。

【医療機関の診療時間外、深夜、休日などに診療した場合】

診療時間外なら300円弱、22時〜6時くらいまでの深夜の診療なら1,500円弱、また、休日診療なら750円程度が加算されます。

医療機関によっても、インフレンザの検査金額に違いがありますので、所持金は少し余裕を持って準備しておくようにして下さい。
 

まとめ


インフルエンザかな?と思ったら、必ず病院で検査を受けるようにして下さい。陽性の検査結果が出た場合には、適切な抗インフルエンザ薬を服用することで、ウィルスの増殖を抑えこみ、症状を緩和させなければなりません。

さらに職場や学校を休むなどして、同僚や友人への2次的な感染を防ぐ必要もあります。もちろんその前に、しっかりとした予防対策も大切です。寒い冬、万全の体制でインフルエンザの流行時期を乗り切りましょう。

インフルエンザの検査を受ける前に知っておくポイント

・咳やくしゃみで空気中に放出される飛沫感染が多いので要注意
・急な高熱と全身に不調を感じたら疑わしいので、検査を受ける
・検査は鼻や喉の粘液の抗原に含まれているかをキットで判断する
・検査を受けるタイミングは、発症してから12時間以降48時間以内
・検査は一律だが、付随する条件によって金額が加算される



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