回避性人格障害に陥りやすい人の共通の特徴と5つの克服法

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人と話すのが面倒で、つい話しかけられる場面を避けてしまう…、恋愛も結婚も考えるだけで面倒だ…。人と接する場面や何かを選択をしなくてはいけない場面で、恥ずかしい、面倒くさいと、避けてしまうことが続いているのは「回避性人格障害」だからかもしれません。

「回避性人格障害」の人は、自分に自信がありません。人前で恥をかくこと、傷つくこと、失敗をすることが怖く、不安になるため、他人との関係や、試験、就職、結婚のように人生で大事な場面を、先送り、あるいは拒否するなど、人や社会との関係を避けてしまいます。

本当は「友達を作りたい」、「いろんなことにチャレンジしてみたい」と思っているのであれば、「なりたい自分」になるために、自分と向き合ってみませんか?回避性人格障害に陥りやすい人の共通の特徴と、5つの克服法についてお伝えします。


回避性人格障害に陥りやすい人の共通の特徴と5つの克服法

 

克服法1、いつも心に「人間関係の2:7:1の法則」を!


人に気を遣いすぎる人、人の顔色をうかがってしまう人は、回避性人格障害に陥りやすいかもしれません。気を遣いすぎると、緊張や疲れが残り、人とかかわるのが億劫になってしまうのも仕方がありません。

人を傷つけたことがあり、失礼なことを言ってしまった経験があるのかもしれませんね。ただ人から嫌われたくないと思うのは、自然なことです。それが世界中の人から嫌われてはいけないというのは理想が高すぎます。

人間関係には、2:7:1の法則があり、2割から無条件に好かれ、7割からは普通の人、1割から嫌われるというものです。1割の人から嫌われるリスクを冒しても、自分の気持ちや言いたいことを優先する方が、2割の仲良くできる人と出会えるのです。
 

克服法2、小さなことからコツコツと!自分を好きになるコツ


回避性人格障害は、自分に自信がない人、自分は恥ずかしい人間だと思っている人に多いといわれています。それは、「どうせ失敗するだろう」「だれも認めてくれない」という思い込みから、人と付き合うことに不安と恐怖心を覚えるからです。

幼いころから自己否定をされ続けている環境にいる、失敗した時に叱責されたなどの経験がトラウマになっている人もいるでしょう。

そういう人は、自分をほめたり、自分の周りの良いことに目を向ける習慣をつけます。毎日、いいこと日記、自分ほめる日記を書いたり、「自分はかけがえのない人間です」「私は人から信頼されている」と毎日アファメーション(宣言文)を唱えると効果があります。
 

克服法3、自分の「好き」を基準にしてみよう!


変化や新しいチャレンジが苦手だ、怖い、面倒くさいと思う人や、自分で主体的に決断できない人は、様々な選択の場面を回避する、回避性人格障害にあてはまります。

自分を伸ばす場所、チャレンジングな場所に身を置いて、失敗したり、周りに失望される不安、選択を間違ったらどうしようという不安から、自分を守っているのです。

このような人は、大人の過干渉により、失敗した経験が少ない、あるいは、自分で主体的に決める場面が少なかった人に多くみられます。

小さいことからでいいので「なんでもいい」「なんとなく選ぶ」ことや「値段で決める」ことを止めるようにしましょう。「お昼ご飯に食べたいものは?」といった小さな選択の場面で、価格で決めたり、人に合わせたりせず、自分の「好き」を基準に、主体的に選ぶ癖をつけることです。
 

克服法4、アサーティブに伝えるとは?!


争いごと、戦うこと、競争が面倒な人も、回避性人格障害に陥りやすいといえます。自分が望んでいない戦いに直面すること(幼い頃から受験に駆り立てられたり、大人同士や兄弟が争う場面に何度も遭遇するなど)に疲弊し、生きる気力が薄くなっているのかもしれません。

言い争いを好まないため、不条理なことを言われても言い返さず、いじめやハラスメントのターゲットにもなりかねません。

こういう人は、意見が対立しそうな場面で自分の気持ちを「*アサーティブに表現する」練習が必要です。喧嘩になりそうなときは「私は、この雰囲気は好きじゃない」、受験やコンペの前に、「嫌だ」「緊張する」と自分の「気持ち」を口に出して言ってみましょう。さわやかに相手に伝えるためには、自主練習が必要です。

*アサーティブ・・・相手の意見も尊重しながら、率直に対等に思っていることを話すことを意味する
 

克服法5、カウンセリングや電話相談を活用してみよう


自分から対人関係を積極的に結んだり、社会的な活動に参加しようとしない人も、対人関係や社会的活動から回避する、回避性人格障害といえます。

ただ、100%対人関係を排除しているのではなく、義務感でなんとか人と交流できてはいても、人間関係に喜びを持てません。

また、人と関係を結ばないことを何とも思っていないのではなく、素直に関係を結べない消極性に悩んでいるのが回避性人格障害の特徴です。

この特徴が顕著な場合は、カウンセリングや自治体による電話相談を利用してみるのも一つの方法です。カウンセラーは傾聴のプロですので、安心して、「ありのままの自分」で話すことができます。

自己開示をする練習をすることできますし、悩みに関する様々なヒントを得ることができます。
 

まとめ


回避性人格障害は、何もかもが面倒で、動きたいと思いつつも動けないしんどさが主な症状です。人と接したいけど接することができないなどのダブルバインド(2つの矛盾した欲望がぶつかりあっている)状態は抱えているだけで疲弊します。

回避性人格障害の原因は、親から批判されたり、叱責されたり、拒絶された経験からであったり、親の過干渉により、主体的な決断や失敗体験が少ないことも要因であるとされています。

しかし、主体的に動けるようになるためには、親を批判する感情に振り回されるのではなく、自分を取り戻そうという「自分の感情を中心に動くこと」に取り組んでいくことが克服に繋がりますよ。

回避性人格障害に陥りやすい人の共通の特徴と5つの克服法

克服法1、いつも心に「人間関係の2:7:1の法則」を!
克服法2、小さなことからコツコツと!自分を好きになるコツ
克服法3、自分の「好き」を基準にしてみよう!
克服法4、アサーティブに伝えるとは?!
克服法5、カウンセリングや電話相談を活用してみよう


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